令和7年度に初めて開催した「インターンシップ・トークセッション」。
岐阜県(人事課)、西濃運輸株式会社、中部薬品株式会社の3事業所の皆様にご参加いただき開催しました。その様子をくわしくご紹介します。
「教えて先輩!トークセッション」、スタート!
ご登壇いただいたのは以下の皆様です。

総務部人事課 主任
小寺さん

名古屋支店
豊原さん

人事部人事課
伊藤さん

営業部 店長代行
宮城さん

教育採用部
和田さん

ジンチャレ!
プロジェクトリーダー
中野さん
ご多用の中、ご協力ありがとうございました!!
まずは自己紹介&職場紹介

学生の皆さんにまず一つ。『皆さんの聴いている姿勢が企業の方々の話しやすさを作る!』ということで、あいづちや笑顔に気を付けてみましょう。よろしくお願いします。
それではまず初めに、皆さんの職場、そしてご自身のことをご紹介いただきます。

岐阜県庁・小寺さん
私は岐阜県庁に入庁して7年目になります。
県庁は人事異動が概ね2~3年に1回あって、今の部署が3つ目になります。1つ目の配属先・競技スポーツ課に3年間、2つ目の子ども家庭課に3年間、そしてこの4月から総務部 人事課へ異動、となりました。
競技スポーツ課は、ちょうど東京オリンピックがあった頃で、オリンピック関連の仕事をしていました。子ども家庭課は児童福祉の分野で、児童養護施設に入居している子どもたちの支援を中心に仕事をしていました。今の人事課では、採用計画や人材確保に関わる仕事をしています。今日はよろしくお願いします。
西濃運輸株式会社・豊原さん
この中では一番学生の皆さんと年齢が近いかなと思います。2年前までは、皆さんと同じ立場でお話を聞いて、どこの企業に就職しようかなと思いを馳せていました。よろしくお願いします。
入社してすぐの1年目は千葉県の佐倉支店というところで研修をしていて、2年目となる今年は名古屋支店で働いています。基本的に、1年目はトラックドライバーの横乗りをして、配達や集荷の手伝いをします。今は事務所の中で、配達や集荷の手配をしています。

西濃運輸株式会社・伊藤さん
私は入社6年目で、4年制の大学を卒業して、新卒で就職しています。私も1年目は千葉県の船橋支店でトラック研修という時間を過ごしました。その翌年からは愛知県名古屋市の枇杷島支店で配達の管理を行う仕事をしました。その後、営業アシスタントという事務仕事を経験して、2023年11月から人事課に所属をしています。
今は採用担当ということで、新卒の皆さんや、中途採用の方とお話をさせていただくような仕事をしています。本日はよろしくお願いします。

中部薬品株式会社・宮城さん
私は新入社員の時に「V・drug」の岐南店に配属されて、異動もなく3年目となりました。
今は店長代行という役職で、今年度は店長を目指しています。今日は緊張していますが、よろしくお願いします。
中部薬品株式会社・和田さん
やっとマイクが回ってきました! 実は話したくて、先程からうずうずしていました。
皆さん、おそらくドラッグストアに行ったことがない方はいらっしゃらないと思います。また、V・drugについても見たことはあるかなと思います。ですから、仕事内容もきっとイメージしやすいと思います。
私も最初は宮城くんと同じで店長代行、店長、そして教育採用部と変わって、現在は採用担当をしています。ドラッグストアというと、お薬の接客のイメージがあると思います。宮城くんの服装を見ると、白衣を着ています。お薬を売るには資格が必要で、その資格を持った人が白衣を着ています。そのように資格を取得しながら働いていく人もいれば、化粧品に興味がある人、商品開発をしてみたい人、そして私のような採用担当など、いろいろなことができる会社なんですよということを、今日はお伝えできればと思っています。
普段はどんな仕事をしていますか?

ありがとうございました。では皆さんの職場の雰囲気、普段どのような仕事をされているのかについてもお聞きしていきます。
学生の皆さんはまだ就職前で働くイメージもあまりないかなと思いますので、1日の仕事の流れなども想像しながら聞いてくださいね。
岐阜県庁・小寺さん
県庁は部署によって1日の仕事の流れが大きく異なります。私の場合は、まず朝はメールのチェック、それから、今日やらないといけないこと、この先1ヵ月くらいでやらないといけないことをチェックして、優先順位を付けて、順位の高いところから取りかかる、というのが基本的な流れです。
人事課では、県庁も「人材確保」が課題になっていますので、その対策を検討するために、知識を持った方に集まっていただく会議の日程調整をしたり、どんな資料で当日議論をするかを上司と相談したりしています。
以前の「子ども家庭課」では、施設で暮らしている子どもたちが住みやすいよう整備をするため、工事業者に発注をして、打合せをしたりしていました。仕事はかなり多岐にわたりますね。
西濃運輸㈱・豊原さん
西濃運輸の各支店では、大まかに分けると、到着・発送・営業・労務総務という4つの部署があります。
私は到着業務を担当しています。まず朝出社してからは、午前中指定の荷物をドライバーさんに配るところから始まります。その中で、お客様からの問合せに対応したり、商品がどこにあるかを支店間で連絡して確認したり、といった仕事をしています。
発送業務のほうは、お客様から荷物をお預かりして、そこから全国各地へ配送していくため、その管理をします。営業は文字通り、お客様から要望をお聞きして、サービスの提案をします。そして労務総務は、支店内の労働環境を整える仕事ですね。残業時間の管理をはじめ、いろいろな仕事をしています。

西濃運輸㈱・伊藤さん
本社のほうは様々な仕事がありますので、仕事内容は部署によりますね。
私が今所属している人事部人事課では、採用担当を主に担当していますが、それ以外にも業務があります。社内の人事制度や、入社・退職する方の手続き、また支店や部署の人事異動も毎月発生しますので、それらの処理・申請もしています。
1日の流れとしては、今は2026年に卒業・入社する学生さんの選考の時期を迎えていますので、ほぼ面接対応で追われています。朝出勤したらまずメールをチェックして、学生さんの日程調整の希望等に対応して、日中は面接対応、お昼は社内の食堂で同期と食べたりします。それから、採用活動も最終面接にもなると面接官は役員が務めますので、学生さんとの日程調整をしたりと、最近は様々な調整に追われていますね。
中部薬品㈱・宮城さん
お店では、商品の発注や納品対応、売り場作成、医薬品や化粧品の接客などが中心となります。ドラッグストアでも食品の取扱いが増えてきましたので、その納品も毎日あります。特にこれからの時期はアイスや冷蔵飲料、ドリンク類がよく売れますので、商品がなくならないように発注するなど気を付けています。
それから、V・drugならではなのかは分かりませんが、お店で棚に余裕がある時には、棚を自由に作ることができるんです。そこはチャレンジできる部分だなと感じています。 ドラッグストアなので、薬を買いに来たお客様や、健康が気になるお客様にアドバイスをして、「こういった商品が良いですよ」と紹介をして、買っていただけるのはやりがいがありますね。

中部薬品㈱・和田さん
“現場の自由度が高い”というのは、例えばお店ごとのイベントをやってみるとか、SNSでバズっている情報や自分が良かったなと思う商品など、お客様に価値をご提供できるなと感じるものを前面に打ち出す、というように、自分の得意なことや強みを表現できる場がある、ということなんですね。
採用のお仕事では、私も店長を経験して採用に異動したのですが、ちょうど宮城くんの選考時に初めて人事を経験していました。こうして採用した社員さんがスキルを上げて、成長して活躍しているのを見られるのが、一番のやりがいですし嬉しいところですね。採用することがゴールではないので、その先の成長にもしっかりと携わることができます。ただ、皆さんが思っているよりは細かい仕事が多いのが採用かなとも思いますが。

ありがとうございました。部署名だけでは分からない仕事の中身を聞けたかなと思います。学生の皆さんにはぜひ、私たち、外側から見えている仕事の裏にどんな仕事がどれくらいあるか、ということを普段から意識してもらえると良いと思います。キラキラしている部分と、日程調整とかメール確認とか、大変な部分も結構あるんですね。そういう具体的な仕事の大変さは、合同説明会でもいろいろな企業から聞いてみてください。

ちなみに、宮城さんは白衣を着ていらっしゃいますが、薬剤師さんなのでしょうか?
中部薬品㈱・宮城さん
私は薬剤師ではなく、「登録販売者」という資格を持っています。入社後1年目に合格しました。 もともと理系でもなく、私は法学部でしたので勉強は少し大変でしたが、学部は関係なく就職することができます。研修の中で勉強の仕方も教えてもらえますし、皆で一緒に学んでいきます。
2009年の薬事法改正で生まれた資格で、一般用医薬品のうち、第2類医薬品と第3類医薬品(いわゆる市販薬)を販売することができます。

それなら安心ですね。ありがとうございました。