成果報告

5/24「教えて先輩!トークセッション」 詳細レポート②

  • その他
2025年度掲載
掲載日:2025/06/20

3事業所にご参加いただいたインターンシップ・トークセッションの様子の続きです。
ぜひご覧ください!!

「教えて先輩!トークセッション」にご登壇いただいているのは…

岐阜県

事業内容:地方行政
従業員数:約4,840人(2024.4)
受入情報はこちら

西濃運輸株式会社

事業内容:一般貨物自動車運送事業、航空運送代理店業、倉庫業、引越業、ロジスティクス業、保険業、EC業など
従業員数:16,826人(2024.1)
受入計画等はこちら

中部薬品株式会社【V・drug】

事業内容:ドラッグストア・調剤薬局チェーン「V・drug」の運営
従業員数:8,781人
受入計画等はこちら

仕事の好きなところ、大変なところは?

ジンチャレ!
中野さん

 それでは次に、5名の皆さんに仕事の好きなところ、大変なところを聞いていきたいと思います。

岐阜県庁・小寺さん
 私は行政職なので、いろいろな部署へと変わっていくわけですが、好きなところは「みんなで一つの仕事を完成させていく」というところですね。どこの部署でも一緒だと思うのですが、大きな仕事を作り上げていくことは、達成感も大きいですね。
 実は、就活時に私がイメージしていた公務員というのは、同じような仕事を毎年繰り返して、こなしていくというものでした。もちろんそういう仕事もありますが、実際には、自分の強みを活かして仕事ができる部分も大きいです。仕事にコツコツ取り組む人や、いろいろな人と一緒に大きな仕事をしたい人、それぞれに合う部署に行くことができます。200以上の部署がありますので、どの部署なら自分の力が発揮できるのかを考えることができます。

 大変なところは、表から見ると割とキラキラして見える部分もありますが、新しいことをやろうとすると、事務的な手続きとしていろいろな方に聞き取りをして、多くの意見を一つにまとめて、といった作業も必要で、そこはなかなか大変ですね。

中野さん

 ちなみに、200以上の部署がある中で、「こういう仕事がしたい」という希望は、どのように叶えていくのでしょうか。

岐阜県の行政機構図
(県webサイトで閲覧できます)

岐阜県庁・小寺さん
 200以上の部署があって、職員も5,000人以上いますから、実際に全員が希望を叶えられるかというと、そういうわけにもいかないという事情はあります。ただ希望については、秋頃に「来年度はどういう部署を希望していますか」という調査がありますので、その結果を元に人事課で全員分を見ながら、できるだけ希望を叶えられるように、そしてその特性を活かしてもらえるような配属先を決めていきます。希望先への配属が今は難しい場合も、2年後、3年後には異動できないかと調整したりもします。

中野さん

 ちなみに…今の部署はご自身の希望だったんですか?

岐阜県庁・小寺さん
 そうですね。1つ目の競技スポーツ課も希望しましたね。大学時代まで野球をやっていましたから、その経験を活かしてスポーツ選手のサポートがしたいという理由です。
 2つ目の配属先は、正直希望はしていなかったです。福祉の仕事はそれまで経験もなくて初めてのことばかりでしたが、私が仕事をしないと困る方がいらっしゃる、極端なことを言えば命を落とす方もいらっしゃる、という現場で3年間仕事に携わらせてもらえたのは、とても貴重な経験でした。
 そうやって希望が通らない時もありますが、そうなった時にどう頑張るか、どう感じながら仕事をしていくのかというところも、ワクワクするというか、面白いなと思える職場が県庁ですね。

中野さん

 希望が通ることもあれば通らないこともあって、でもその希望ではなかった部署でも楽しめるような人だと、県庁で活躍できそうですよね。

岐阜県庁・小寺さん
 そうですね。そこをプラスに捉えられるのが理想です。
 もちろん、例えば育児や介護などの家庭の事情で残業は避けたいといった場合は、秋の調査で聞き取りを行って配慮してもらえます。人事異動があった時に、新たな世界で、新たな関係性でやっていくことを楽しめる方だとより良いかなと思います。

中野さん

 ありがとうございました。では、豊原さんお願いします。

西濃運輸㈱・豊原さん
 私が業務で好きなところは、お客様と直接お話しして、感謝の言葉をもらえるところですね。基本的にお客様はトラックで運んできた乗務員のことは直接知ることがなくて、私と対面して感謝の気持ちを口にされるので、今まで荷物を運んでくれた社員がいることで自分に感謝の言葉をいただけること、そしてそのおかげで「お客様のためになったんだな」という実感を毎日もらっています。
 時には、商品に不備があったり、荷物が少しつぶれてしまったりして、ご連絡をいただくこともあります。大変なことではありますが、それらを無下にせず、真摯に受け止めていくことが、自分の、そして会社の成長につながるのかなと感じています。

中野さん

 ありがとうございます。業務の好きなところも大変なところも、どちらもお客様に関わるんですね。

西濃運輸㈱・豊原さん
 基本的にはお客様と一緒に仕事をしていくような感じで、社内間のやり取りよりもお客様への対応のほうが多いですね。いろいろな部分をお客様と共有していくような感じです。

中野さん

 ありがとうございました。伊藤さんはいかがでしょう。

西濃運輸㈱・伊藤さん
 自分の仕事の好きなところは、大きくわけて2つあります。
 まず一つは人とのつながりが強い会社だなということです。まず、入社する時には、大卒の総合事務職の同期が全国で50~60名程いて、全国にそれだけ友達がいる!というような状況です。ですので、何か困った事があると同期に聞いたり、助け合ったりすることもできて、心の支えになっていますね。
 それから、社内の若手層を全国から200人くらい集めて旅行に行く「ユースラリー」企画が年2回あり、同じ西濃運輸で働く仲間たちと交流を深めることもできます。他にも野球大会やフットサル大会、ボーリング大会もありますので、参加すれば、自分が所属する支店以外の人とも知り合いになれたりします。
 もう一つは、大きな災害が起きた時などに、運送会社として支援物資の輸送も請け負っていることですね。メディアで取り上げられるのを見ると、自分の会社が国や社会の役に立っているんだなということを実感できて嬉しいですね。

 仕事の大変なところは、やはり人につながることなのですが、会社にはいろいろな方がいて、私達のような事務職もいれば、トラックのドライバーさん、現場で作業をする方もいます。他にもパートやアルバイトの方、年齢では70代の方まで雇用していますので、どんな人とでもお話ができるようなスキルが必要です。相手に合わせて会話をするコミュニケーションというのは、いつも心掛けていますが、なかなか大変なところですね。

中野さん

 「ユースラリー」という言葉が出ましたが、若手同士で親睦を深められる機会が作られているのは素敵ですね。
 では宮城さん、お願いします。

中部薬品㈱・宮城さん
 好きなところ大変なところはそれぞれたくさんありますが、好きなところは接客が一番ですね。豊原さんもおっしゃっていましたが、お客様から直接感謝をいただけるというのは一番やりがいを感じますね。健康食品やプロテイン、サプリメントなどの紹介をして、お客様に知ってもらって飲んでいただく、さらに次のご来店時に感想をいただくなど、地域のお客様とのつながりができていくのも、やりがいを感じられる、好きなところだなと思います。

 大変なところについては、皆をまとめることも仕事だということですね。発注や納品は私一人でやっているわけではなくて、お店の他のスタッフ、パートやアルバイトの方に指示を出すのですが、そういう部分は大変ですね。
 今年の新入社員が私の所属する店舗にも配属されてきまして、今は教育をする立場にもなっています。慣れない中で、自分も忙しいし教育もしないといけないし、店舗も回さないといけないしということで、やることが多くなってきたのですが、大変ですが自分の成長にもつながっているなと、やりがいを感じています。

中部薬品㈱・和田さん
 私は中途、キャリア入社で7年目になりますが、この会社に入った理由が、そもそも「地元で働きたい」ということだったんです。前職は営業職で全国転勤もしていましたが、やっぱり自分が育った、住み慣れた場所の人々の顔が思い浮かぶ時があって。この人たちの役に立つ仕事ができないかな?と思った時に、一番アプローチとして良いなと思ったのが、健康や生活を守ることだったんです。
 そういう“インフラを支える仕事”が良いなということと、さらに決め手となったのが「ホームタウン制度」でした。自分で働くエリアを決められるんです。自分が納得して働けるということが、何をするにも前提としてあるんですね。好きな仕事を長く続けること自体も大切なのですが、「自分で選択する」という行為が結構大事なんだなと感じています。そこが会社の好きなところの一つですね。

 2つ目は、直接人と関わる中で「どんな時に一番うれしいだろう」と考えてみると、きっと“自分の特技が活かせた時”だと思うんですね。私の場合は、皆さん既にお気付きだと思いますが、めちゃくちゃ話すのが好きなんです。とすると、なぜ私が採用の部署にいるかは皆さんも納得できるんじゃないかと思います。「自分はこういう仕事がしたいんです」と自己申告をすれば、その希望を叶えてくれる会社なので、適材適所で働けると思います。そこがすごく良いところですね。

 あとは…大変なところ、ですか?

中野さん

 …順風満帆、ですか?

中部薬品㈱・和田さん
 採用の仕事をしていると、皆さんが思う以上に、いろいろなところに行きます。中部薬品株式会社は、今は神戸にも店舗があるんですね。ですので神戸まで採用活動をしに行きます。明日は神戸、その次は金沢、といった具合にめちゃくちゃ移動時間が長いんですね。腰が痛い、肩が凝る。皆さんも年を取ると良く分かりますから。ストレッチはしっかりしたほうがいいですよ。ドラッグストアの立場から皆さんにお伝えしておきます!

中野さん

 ありがとうございます。移動は大変ですからね。
 ちなみに、宮城さんはこれから店長を目指されるということで、プレッシャーを感じることもあると思うのですが、そこは会社のサポートもあったりするのでしょうか。

中部薬品㈱・宮城さん
 今は「店長代行」で、毎月「店長はどのような仕事をしているのか」といった研修があります。また、2~3店舗をまとめる立場の「統括店長」という上司から新しい仕事を教えてもらったりもします。例えばパートさんのシフト組みのコツなどですね。ですので、いきなり「明日から店長です!」と放り出されることもありませんので、安心してもらえればと思います。

中野さん

 ありがとうございます。
 学生の皆さんも、働く上でどんな教育制度があるのかなど、合説でも確認してみると良いかもしれないですね。さすがに放り出されることはないと思いますが…。

盛り上がっているトーク、まだまだ続きます!

【いざ合説!ポイント解説】
合同説明会を活用するコツ等についてご紹介しています!
【教えて先輩!トークセッション】
①皆さんの自己紹介、そして職場の紹介をしていただきました!
【教えて先輩!トークセッション】
③「入ってびっくりしたこと」、「インターンシップのおすすめポイント」をお話しいただきました!

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