成果報告

会えた社員はほぼ全員?! 内容・楽しさ盛りだくさんな5日間について聞きました

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  • 受入事業所事例紹介
掲載日:2024/10/28
2024年度掲載

今年度初めて5日間のインターンシップを実施した羽島市の㈱都築産業。
3週にわたって受入を行ったうちの、最初の週に参加した学生さん2人にじっくりお話を聞きました。

事業内容:省力化機械・設備やマテハン機器の設計、および製作。
構想段階での試験設備の作成からアフターメンテナンスまで一貫して担い、フルオーダーメイドのものづくりにこだわっている。
また、有料職業紹介等の各種人材関連事業も展開している。
本社所在地:羽島市舟橋町2丁目28番地

*今回はインターンシップの窓口でもある人事部の飯沼さんにも同席していただき、お話を伺いました。

実習に参加した学生さん

大同大学
工学部 機械工学科 3年
じゅんじゅんさん
南山大学
法学部 法律学科 3年
Shibaさん

合同説明会からオープン・カンパニーへ、さらに興味がわいて5日間の実習に

まずは実習に参加した目的や目標、きっかけとなった出来事などを教えてください。

じゅんじゅんさん:僕がこのインターンシップに参加した最初のきっかけは、某ナビサイトの合同説明会です。
いろんな企業を見て回っている中で、お話を聞いて「ちょっと面白そうだな」と感じて。そこからZoomで開催されたオープン・カンパニーに参加しました。その中で「5日間のプログラムもありますが、どうですか?」というお話があったので、「参加します!」ということで、参加しました。

Shibaさん:僕も、同じナビサイトの合同説明会でお話を伺ったのが最初です。ただ、僕は文系だったので、「産業」という社名から工業系、理系の企業さんなんだなというイメージが強くて、自分の希望とはちょっと違うのかなとも思っていました。
 ですが、夏休みの間に「インターンシップ」という機会を利用して、いろいろな企業を見て回りたいという意識があって。いくつか選ぶときに、合同説明会で聞いた「その常識を、壊せ!」という言葉が印象に残っていたので、まずは1dayプログラムに参加して、そこから5daysインターンシップに参加することにしました。

お二人は学校で単位認定を受けるのですか?

じゅんじゅんさん:単位認定を受けることはできるのですが、現状特に困ってはいなくて。自分のために参加した、という感じです。

Shibaさん:僕も特に受ける予定はないですね。

お二人ともまずは1dayのプログラムに参加して、そこから5日間へ、という流れだということですが、1dayがあったから挑戦しやすかったということはありますか?

じゅんじゅんさん:いきなり5日間はハードルが高いというか、どんなことをやるのかもよく分からないので。5日間あるプログラムの1日目にいきなり「違うな」と思ってしまったら、通うのが億劫になってしまうと思います。

確かにそれは…受け入れるほうもつらいですもんね。
ステップアップのための1dayというのは、設定として大事なんですね。
飯沼さん

 昨今1dayオープン・カンパニーを実施する企業が増えていますが、やはり伝えられる内容は会社説明会とそこまで差がないような状況で…「これでいいのかな?」と以前から気になっていました。
 日数や時間が短いものは、学生さんにとっては多くの会社と出会い、気軽に参加できるメリットも含め、テイスティングみたいな機会だとは思います。とはいえ、説明は良いところばかりになりがちな側面も。ですがこれから家と同じくらいの時間を過ごすことになる“職場”について、5日間なり2日間なりで「合う/合わない」をじっくり判断してもらう、そんな時間にしてもらえたらと思っています。

 一緒に働く人の存在は、仕事に対する考え方やキャリアパスに大きな影響を与えると思っています。だからこそ、学生さんにもしっかり見てほしいですし、その学生さんがどんなポジションだと一番輝けるのかを、会社としてインターンシップの段階から一緒に考えていきたいという想いがありますね。

なるほど。ごく自然な流れになっているなと感じますね。
ちなみに、参加する前に準備したことはありますか?

じゅんじゅんさん:あまりないですが、髪型とかは気を付けましたね。
「やっぱりロン毛よりは短くした方がいいかな」とか。

おお。確かにイメージはそうですよね。企業研究などはされましたか?

じゅんじゅんさん:しましたね。夏にいっぱいインターンシップに参加しよう、というのは決めていたことなので。

社内の各部門での体験+アウトプットを重視したプログラム

では、実習のお話を聞かせていただきたいと思います。
スケジュールを拝見させていただくと、かなりいろいろな部署での体験があったんですね。
実習日程:2024年8月26日(月)~8月30日(金)/5日間/9:00~17:00
1日目羽島本社・アイスブレイク、チームビルディング、社内見学
・設計部での業務体験
2日目羽島本社
→大野事業場
・資材部での業務体験
・水耕栽培の業務体験
・新規事業PR戦略作り → 発表
3日目大野事業場・テクノ推進部での業務体験
・EC事業部での業務体験
4日目大野事業場・FA事業部での業務体験
5日目羽島本社・都築社長にインタビュー
・5日間の振り返り
・ミッション解決活動
☞昼食は、毎日違う部署の社員さんとのランチ座談会を行ったそうです。
インタビューしている現在は、実習から2週間ほどたっているのですが、いかがでしたか?

じゅんじゅんさん:大変というよりは、楽しかったですね。
 僕は工業系の学部で機械工学を専攻しているので、FA事業部で組み立てるのも面白かったですし、専門外ですが、EC事業部の見学も面白かったですね。

FA…Factory Automation(ファクトリーオートメーション)
  自動省力化機械の組立等をおこなう部署
EC…Electric Control(エレクトリックコントロール)
  ソフト/ハード両面での電気設計をおこなう部署

本社工場見学の様子
(写真提供/㈱都築産業 以下同)
設計部での製図体験の様子
学校で学んできた理系の知識が役に立ったなとか、学校とは違うなと思った部分はありますか?

じゅんじゅんさん:寸法を測ったりとか、ねじを締めたり、旋盤を扱ったりすることは、「学校でやったな」と思ったりしました。
 ただ、学校では実習といっても自分の課題をやるかどうかくらいで、「責任」とかは関係ないので、そこに重みを感じましたね。組立体験をさせてもらった最後に、お客様に納品する装置の扉に関わらせていただいたのですが、「失敗したり落としたりしたらヤバいな」と思ったりして、仕事に大きな責任が付きまとうということはかなり感じることができました。

FA事業部では、お客様に納品される装置の
扉部分の組立を体験させてもらいました
Shibaさんは文系学部ということで、畑違いな部分もあったと思います。

Shibaさん:機械なんて今までさわったこともなかったし、何も分からなかったのですが、でもやっぱり、大変さというよりは楽しさのほうが上回っていました。
 この夏休みは、他企業でも5daysに参加したのですが、都築産業でのインターンシップでは幅広くいろいろなことを体験させていただけて、「学生にめっちゃ寄り添ってもらえている!」と感じました。良い意味でアットホームだなとも感じましたし、「これがインターンシップなんだ」とも思いました。

参加して感じたことなど、印象的だったことを教えてください。

Shibaさん:いろいろ体験させていただいたことで、「こういう業種があるんだ」という理解も深まったし、それぞれの部署内での雰囲気も分かって、より都築産業に興味を持てました。内側に踏み込めたんじゃないかなと感じましたね。

じゅんじゅんさんはどうでしたか? 特にこの部分を学べたな、というものはありますか?

じゅんじゅんさん:やっぱり一番は、都築産業について深く理解できたということですね。説明会やパンフレットでは「あぁ、こういう企業さんなんだな~」という表面的なところしか分からなかったのですが、5日間の実習に参加したことで、パンフレットに載っていなかったことも見られたので、参加して良かったなと感じましたね。特に水耕栽培に取り組んでいることは知らなかったので、すごいなと感じました。

水耕栽培の作業も実際に体験
結構手作業も多く、大変さが実感できたそうです
飯沼さん

 水耕栽培については、大前提として当社は“機械屋さん”です。人手不足の問題が大きくなっている第一次産業に対して、当社の強みである自動化のノウハウを活かした設備の力を通じて何かできないか、新常識を作っていきたい、という想いがありスタートしました。将来的には水耕栽培用の自動化装置を販売できるよう、事業化に向けて少しずつ進めているところです。
 今は実験室レベルではありますが、実際に水をあげたり、種を蒔いたりといった作業をしてもらうことで、農業がいかに人手のかかる作業主体なのかがよく分かったのではないかと思います。

 当社はBtoBの企業ですので、普段は社名が前に出るような仕事が少ないですが、野菜は消費者の手に直接届くものなのでPR的な意味も込みで将来に向けて取り組んでいきたい分野ですね。
 ちなみに、実習中に2人が種を蒔いてくれた小松菜とレタス、だいぶ大きくなりましたよ。

お、楽しみですね。
実際に朝の9時から夕方5時まで8時間、職場にいるというのは、身体的にどうでしたか?

じゅんじゅんさん:そうですね、大変でした。疲れましたね。

Shibaさん:そこは大変でしたね。でも本当に時間がたつのがあっという間というのか、内容はとても濃かったのですが、楽しくて、つらさは感じなかったですね。

じゅんじゅんさん:楽しかったですね。

ちなみに参加する前は「会社って厳しいのかな」といったイメージはありましたか?

じゅんじゅんさん:“厳しそう”というイメージはちょっとあったかもしれないですね。

Shibaさん:イメージとしてはありましたね。

じゃあインターンシップに行って、そのイメージはいい方向に変わった??

じゅんじゅんさん・Shibaさん:はい。

飯沼さん

 「社会人ってメリハリが大事なんだな、意外と休憩するんじゃん!」というところを見てもらえたことは嬉しかったというか、素の姿というか。5日間ともなると、普段の社内の雰囲気を取り繕うのも無理な話なので、ありのまま。
 2人の実習が当社として初めての5daysプログラムで、参加者第1号だったので、私たち社員にとっても特に印象が強かったですね。
 今年の夏休みは5日間の実習を3回実施しましたが、参加学生全員から良い刺激をもらえました。

 学生の皆さんが残してくれたいい風のおかげか、今、社内の雰囲気がすごく明るくて。実習の中で発表してもらった内容について、当日の発表会に出席できなかった社員が「見せてほしい!」と言ってきたり、「あの子入社してくれないかなぁ」と言っていたり。何より、学生の皆さんが楽しんで参加してくれたのが一番良かったし、嬉しかったです。
 私たちもとても幸せな夏を過ごさせていただきました!

学生さんにとっては嬉しい歓迎具合ですよね。
そういう部分を知ると、就職活動も前向きに取り組めそうですね。
ちなみに、事前に準備しておけば良かった!ということはありますか?

じゅんじゅんさん:特には…思いつかないですね。

メモ帳は持って行ったほうが良い!とかありますか?

Shibaさん:メモ帳も準備していただいていましたね。僕たちは何も持っていかなくても良いくらいに準備していただいていました。
 なので、あとはやる気くらいですね。やる気さえあれば充実した日々を過ごせます!

やる気!それは必須ですもんね。
メモを取る場面は結構ありましたか?

Shibaさん:いろいろな部署の方に接する機会が多くて、質問もいろいろとさせていただいて。会社の内情とかも教えていただいたので、メモを取る機会は結構ありましたね。

社長さんとお話しする機会もあったのですよね。

Shibaさん:社長さんと僕たちと、1対2で話しました。社長さんと直接お話しできる機会なんて、これまで自分にはなかったので、とても貴重な機会をいただけたなと思いました。
 「この際だから何でも質問して良いよ!」と言っていただけたので、プライベートのことや、今後はどんな事業をしていきたいのかとか、深い話をいろいろ聞くことができました。

じゅんじゅんさん:すごく陽気な方だなと思いました。他の社員さんもですが、気さくに話していただけて嬉しかったですね。

EC事業部での体験の様子
最終日のミッション解決活動の様子
いろいろな経験ができて、当初の目標はクリアできましたか?

じゅんじゅんさん:僕の当初の目標は、「いっぱいいろんな会社に行ってみよう!」ということで、1dayのプログラムにたくさん参加するのでも良かったのですが、1回だけでも5日間の実習に参加することで、会社の雰囲気を深く知ったり、“会社に通う”ってのはどうなのかというところを感じたかったので、その目標は達成できましたね。

Shibaさん:僕は夏休みの間に6社のインターンシップやオープン・カンパニーに参加して、そのうちの3社が5daysでした。いろいろ参加してみて、1dayと5daysで決定的に違うなと感じたのは、やっぱり社内の雰囲気が感じられるかどうかだと思います。今回、ほぼ全員の社員の方と接することができて、さらにそれぞれの部署の雰囲気も感じることができたので、目標は達成できたなと思っています。

5daysを3本というのは、忙しい夏休みでしたね。
ちなみに周りの学生さんも結構たくさん参加しているものですか?

Shibaさん:周りの学生からも1dayに参加したという話を聞きますが、それよりも「1dayだと会社の内部があまり分からないから、5daysのほうに参加している」という声をよく聞きますね。
 さすがに5daysが3つあったので、夏休みはぎゅうぎゅうでした。月曜日から金曜日までのところもあれば、土日が含まれる実習もありました。

おっと、じゅんじゅんさんは首をかしげていらっしゃいますが。

じゅんじゅんさん:僕の周りはあまり活発に参加している印象がなくて。僕はたくさん参加したほうなのかな?と思っていたのですが。僕はZoom開催のものも含めて7社ほど参加しました。5daysは1社だけですね。

「1dayでも5daysでもどんどん参加してほしい!」「ぜひフッ軽で!」

学校や学部によっても違いがありそうですね。
今回の実習で、今後に向けての課題は見つかったりしましたか?

じゅんじゅんさん:初日のプログラムに心理テストのようなものがあって、「自分ってこんな感じだったのか…!」という発見があったので、今後は自分についてもっと知った方が良いかなと感じました。自己分析がまだ途中なので、もっと掘り下げて、エントリーシートや面接に向けて対策をしていきたいですね。

Shibaさん:今後はもっと企業研究を深めていきたいと思いましたね。事前知識というのか、企業の情報を深く知った上で見学に行くほうが、より深く理解できるなということが今回よくわかったので、今後はもっと調べてから参加したいと思います。

なるほど、社会人になってからも、取引先の情報をきちんと把握した上で出かけるとか、そういった場面で役に立ちそうですよね。
では、これからインターンシップに参加する学生さんへのアドバイスをお願いします。

Shibaさん:今回、いろいろなインターンシップに参加して、どれも「参加して良かったな」とどこかで思ったんですね。しないよりしたほうが良いな、と。中には、“雰囲気がちょっと…”と感じるケースがあったとしても、“この事業は面白そうだな”とか、良い部分が必ず見つけられると思います。そういうのはインターンじゃないと見つけられないと思うし、インターンだからこそ気軽に参加できるし。これから挑戦する方は、たくさん参加してほしいなと思います。1dayでも5daysでもどんどん参加すると良いと思います。

ちなみに、文系学部の学生さんが理系の企業のインターンシップに参加するというのは、アリだなと感じましたか?

Shibaさん:率直に、アリですね。
 やっぱり、自分も最初は理系の企業だから、正直参加しようか悩んだ部分はありますが、実際にEC事業部や設計部を見てみると、そういう職種に就くのもアリなんじゃないかと思えました。実際に話を聞いてみて、文系の方もいらっしゃることが分かったりして。「文系学部の出身者が理系の部署に入っても、入社後になんとでもなるよ!」というお話も聞きました。文系の方でも気軽に参加できるし、とても勉強になりました。

なるほど。自分でワクを狭めず、ぜひ挑戦してほしいですよね。
では、じゅんじゅんさんはどうですか?

じゅんじゅんさん:この時期になると、「就職めんどくさいな…」とか考え出すんですよね。でもそこは「フッ軽」で、説明会行きまーす、インターンも行きまーす、みたいな軽いノリで、とにかく何でも参加してみることが大事なんじゃないかなと思います。そこでは学べることしかないと思うので、“ここは合わないな”とかもあるとは思いますが、いろんな会社に行ってみると良いんじゃないかなと思います。

なるほど。たくさん知らないことには、選べないですからね。
せっかくですから、飯沼さんからも聞きたいことはありますか?
飯沼さん

今回のプログラムについて、もし「こうしてほしい」といった要望があれば教えてほしいです。

じゅんじゅんさん:クリーンルームに装置がたくさんある様子を見たかったです。
 それから、割と理系の学生さんの参加が多いと思うのですが、文系の学生さんが参加することもあると思うので、総務や経理といった事務系の部署についても体験してみたかったです。

Shibaさん:自分も同じで、文系の職種ももう少し見てみたかったという気持ちはありますが、5daysが結構充実していたので、そのままでも良いような気もします。ただ、理系の企業さんも文系の部署があって成り立つ部分もあると思うので、興味はありますね。

飯沼さん

 ありがとうございます。
 ちなみに今回のプログラムについてですが、2人で5日間を共有するというのも何かの縁があってのことだと思うので、チームビルディングとして、自己紹介やチームポスター作成などの時間を設けました。

 また、裏テーマとして「自己表現力アップ!」という目的もあり。
 学生さんたちはこれまで、与えられた選択肢の中から自分の感覚に近いものを選ぶ、という経験ばかりしてきたのに、社会に出るといきなり、「自己PRや自己表現をしてください!」と丸投げに近いことを言われるわけです。情報やチャンスは「自分で取りにいかないとダメだよ!」って言われちゃう。それは技術系も事務系も関係ないことで、バックオフィスだから発信力がなくても良いとかいうことは決してなくて、自分の考えをきちんとアウトプットしないといけないんです。それができないと、自分の良いところも埋もれちゃうし、その企業での立ち位置も見失ってしまうかもしれない。

 せっかく自分の意志で選んで、多くの候補者の中から選ばれた会社で働くんだから、就職後は楽しく仕事をしてほしいと思うんです。だからこそ、今回のインターンシップでは、発信力の重要性を少しでも感じていただくトレーニングのようなものとして、パワーポイントを使ってプレゼン資料を作ったり、意見を付箋でたくさん貼り出す、ブレインストーミングのようなワークを盛り込んで、意識的にインプットとアウトプットを繰り返すプログラムとしました。

初対面の人とも仕事はしなきゃいけないし、一人では仕事って成り立たないですからね。
飯沼さん

 私自身、学生さんに会えるからこそ、人事としてやりたいことがどんどんわいてくるんです。頭打ちもなければ底もなくて。常に新しいことに出会える、幸せな仕事をさせてもらっているなと感じています。

 今は時代の変化がすごくて、AIに仕事を取って代わられてしまう、という脅威もあります。今までよりも人の存在意義とか仕事の存在意義を考えないといけない時代がすぐそばまで来ていて、そんな寂しい時代でもありますが、これから就活をするにあたって、自分がどんな会社だと頑張れそうとか、一本の軸が見つかると、大変なことも乗り越えられると思います。それから、目標にしたいと思える社員さんがいるところに行くのが良いように思いますよね。

お二人はこれから企業研究などされる中で、今回の経験が一つの判断基準にもなっていくと思います。
実習を振り返って、改めて良さに気付くこともあると思います。
飯沼さん

 学生さんって、「学生」といういろんな企業を見に行けるフリーパスを持っているみたいなもの。それだけで無敵ですよね!

 すべてとは言わないですが、最近は特にいろいろな企業が職場を見せてくれる。基本Welcomeな姿勢じゃないですか? 就職活動って、人生を左右する大きなイベントだと思います。ただし大切なことは、ゴール=就職先が決まることじゃなくて、“入社してからどうありたいか”だと思っています。

 見られるところはたくさん見て、いろいろ体験に行くことで「自分が自分らしくいられるところ、本当に頑張れるところってどこだろう?」ということを感じ取ってほしいなと思います。

本日は貴重なお話をありがとうございました!!